このサイトで使用されている専門用語を解説します。
かめブログで使う専門用語
受取手形
商品やサービスを提供したが、まだお客さんから代金が支払われていない未回収のお金を、後日現金化できる証書。「資産」です。
売掛金
商品やサービスを提供したが、まだお客さんから代金が支払われていない未回収のお金。「後日代金を受け取る権利」と言い換えることができます。「資産」です。
売掛債権
売掛金や受取手形の総称。
営業利益
売上高から売上原価や販売費及び一般管理費などのコストを除いた利益。本業で得られた利益です。
営業CF(営業活動によるキャッシュ・フロー)
本業で得た収入から、仕入れなどの費用を差し引いた金額。決算時に現金が手元にあれば黒字となります。
営業利益率
売上高に占める営業利益の割合。目安は5%が普通。10%いけば優良。良いビジネスモデルを持っている企業なら30%までいくこともあります。
買掛金
商品やサービスを受け取ったが、まだ取引先に支払っていないお金。「後日代金を支払う責任」と言い換えることができます。「負債」です。
現金等
決算時に手元に残っている「現金」「預金」などのことです。
営業CF + 投資CF + 財務CF + 現金等(期首) = 現金等(期末)
財務CF(財務活動によるキャッシュフロー)
財務活動による現金の出入りを表します。財務活動とは「銀行からの借入による資金調達(+)、借入金の返済(ー)、配当による支出(ー)など」を指します。
「借入」はその企業の「信用力」を証明することもあれば、本業の赤字の補填であることもあります。そのため、他のCFを確認し、良し悪しを判断しましょう。
仕入債務
買掛金や支払手形などの総称。
仕掛金
「製造途中の未完成品」や「原材料を加工している製品」「販売を目的として製造している製品」の総称です。
自己資本比率
その会社が持っている全ての資産のうち、返済の必要がない資産の比率です。一般的に自己資本比率が高いと「安定するけど成長力が乏しい」というような評価を受けます。
自己資本利益率(ROE)
純資産に占める純利益の割合で、資産をうまく活用できているかを示す指標です。国から8%以上にすることを求められています。
支払手形
商品やサービスを受け取ったが、まだ取引先に支払っていないお金を、後日現金化してもらうための証書。「負債」です。
棚卸し資産
いわゆる「在庫」企業が販売や加工を目的として一時的に保有する資産です。
短期借入金
1年以内に返済しないといけないお金です。一般的に長期借入金よりも安い金利で借りることができます。
長期借入金
返済期限が1年を超える借入金です。一般的に審査が厳しく、金利は短期借入金よりも高く設定されています。
投資CF(投資活動によるキャッシュフロー)
事業を運営するために必要な投資活動による現金の出入りを表します。例えば、証券を取得すれば現金が減るのでマイナス、固定資産を売却すれば現金が増えるのでプラスで計上されます。
一般的にマイナス(ー)であれば「事業領域を拡大している」とみなされ好評価です。プラス(+)だと「投資の売却で足りない資金を補っている」とか「本業の赤字の補填」などとみなされ低評価です。
のれん
企業が保有する無形固定資産のことで、買収した時の金額と買収された会社の純資産との差額。
- のれんの減損:買収の価値を再算定した結果、価値が減少した場合に起こるもの
- のれんの償却:買収効果は時とともに影響が薄れていくため、毎年同じだけ減額していくもの
配当利回り(%)
投資額に対して何%の配当金を受け取れるがわかる指標
1株当たりの年間配当金 ÷ 現在の株価
バリューチェーン
産業構造の中でのポジショニングを把握する上で役にたつフレームワーク。横軸にサービスが生産されて顧客に届くまでのプロセス、縦軸に各プロセスにおける付加価値を取り、このグラフはカーブを描きます。
一般的なバリューチェーンカーブの形は川上と川下に位置するプロセスの付加価値が高く、川中に位置するプロセスの付加価値が低く沈んでいるような形状になります。
まるで笑っている口のように見えることから「スマイルカーブ」と呼ばれています。
PBR(倍)
現在の株価の割安さを示します。一般的に「1」より高いと割高、「1」より低いと割安とみなされます。
この指標では「株価」と「純資産」の比率から割安さを判定しています。
現在株価 ÷ 1株当たりの純資産